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MRのやりがいと存在意義がないと言われるのは製薬会社の陰謀説だった。。。

数年前からMR不要論が取り巻いています。

 

それを象徴するように、2018年のミクスアンケートでは約-1200人の5万130人(2017年との比較)と発表がありました。

Twitterを見ていても、MRに対するネガティブな意見が多いです。

 

上司から先輩から後輩までも「今のMRってヤバいですよね!」と口を揃えて言います。

MRの飲み会に行けば今後の雇用の不安から一攫千金を狙おうと「仮想通貨」「FX投資」などハイリスク・ハイリターンの話が飛び交います。

明らかにプライマリーMRを中心に将来の雇用の不安は拡大しています。

 

その中で仕事面でもアレができない、コレができない、、、、

だから、MRっていてもいなくてもいいよね!という人も出てきています。

 

これには反対です!

確かに数年前と比べたらできることは減りました。。。

 

今までの常識を冷静に考えてみてください。

・飲み会に誘ってくれたから〇〇の薬を使おう

・××製薬のMRさん、面白いから〇〇の薬を使おう

 

処方の動機が不純で、患者さんの事を考えて処方しているとはいえません。。。

やっと業界が正常化されてきたと思うのが普通な感覚がします。

 

そして、あなたは人であり、家庭では父親(母親)です。

その点も踏まえ、人生全体をとらえてMRのやりがいと存在意義を考えることが重要なんじゃないかと思います。

 

MR不要論=製薬会社の陰謀説たる理由

僕の勝手な憶測です。

 

2018年7月27日 富士フィルムファーマの解散が決定しました。

解散=解雇であり、富士フィルムに勤められていたMRは10月1日から無職となります。

 

2018年の診療報酬改定が主な理由とされています。

 

富士フィルムの件から考えた事は、

  • 長期収載品に頼っている会社
  • 新薬の上市が期待できない会社

の将来の安定的な雇用は非常に厳しいという事実。

 

そして新薬を簡単に作ることができないという事実。

 

企業は新薬創出のための研究費の創出に四苦八苦しています。

その中で、経費を削減する必要があり、その矛先の1つにMRの人件費が挙げられています。

ただ急にMRを解雇だ!と叫んでも社会的問題になるのは目に見えているのです。

 

だから、世間的にMRという高給取りの職種があって、仕事内容もコレくらいですよ~~

と世間一般の人まで知れ渡るようになりました。

 

徐々にできることも減らすことで、MR業界全体に雇用の不安の流れを作ること。

もし仮にクビになっても仕方がない風潮を製薬会社が作っていると思っています。

 

1社だけがこの流れを作ると不安ですが、みんなで渡れば怖くない!といった感じでしょうか。

 

僕はそう思っていない理由「自分・先生・社会」

製薬会社側や世論はMR不要論を唱えていますが、僕はMRは必要な仕事で楽しいと感じています。

それは「売り手良し・買い手良し・世間良し」の3方良しの近江商人の心得から断言できます。

「売り手=自分、買い手=先生、世間=社会」と置き換えるとスムーズに説明できます。

 

今までのMR活動を振り返ると、、、

・今までは家族との時間を犠牲にして接待や講演会の手伝いに頻繁に出かけていたMR

・接待に行けば先生の機嫌を損なわないように、最新の注意を払いながら場を盛り上げる

・勝負時には、接待日の前に先生の行きつけクラブに行ってママに盛り上げてもらうようにお願いする

などなど、、、

 

数知れない体験を経験しました。

これは財産でもありますが、処方を増やすためには、先生一人を盛り上げればOK的な部分も多く存在していました。

 

「処方してもらっても何かが違うな??」と感じていたのを今でも覚えています。

 

MRのやりがいを「医療」の側面から考えてみる

以前より頻繁に行われていた接待・講演会などを頻繁に行うことは、処方を獲得するやり方はまさに先生の1本釣りです。

 

今の時代、接待はできませんし、講演会も減らす方向にあります。

以前のような「恩」で処方を獲得することは減ってきました。

 

では何で薬を選んでもらうのか?

それはエビデンスだと思います。

しかも大規模臨床試験でなく、個別化治療がどんどん進化してくるので、1人にフォーカスを当てたエビデンスです。

 

そこに貢献することはMRのやりがい・存在意義にきっとつながると確信しています。

 

MRのやりがいを「社会」の側面から考えてみる

MRの社会的イメージは正直悪いです。

 

ドラマに度々出てくるMRですが、どれも悪役ですよね。。。

僕自身も待合室で面会待ちをしている時に、おじいちゃんに怒られたことがあります。。。

 

「どこの薬屋だぁーー」

 

正直、入社2年目の事だったのでビビりましたが、接待のイメージがある薬屋の社会的なイメージは悪いです。

 

だけど時代の変化とともに社会的地位も向上してくると思っています。

 

MRのやりがいを「父親」の側面から考えてみる

今のMRは時間があります。

 

僕はMRである前に人であり、一家の大黒柱でもあります。

子どももいますし、妻もいます。

この間、北海道旅行に行ってきました!

 

今までのMRの働き方だと絶対に無理だと思っていましたが、今のMRは時間があります。

家族と時間を共有することで家族の絆も強まりますし、楽しい人生を歩めます!

 

MRで開業医を担当し8年ほど接待三昧していた方にお話を聞いたのですが、その8年の間に子供は高校生になった。

接待が終わり、家に帰った時、自分の居場所がなかった。。。

自分の家族のスペースがなくなっていた。。。

そんな事を聞きました。

 

数年ですら、家庭崩壊の事を聞きます。

 

自分に一番近い存在の家族との絆を深める事ってめちゃくちゃ重要で、人生を楽しむ一歩なんかもしれません。

 

1まとめ

 

 

 

 

 

 

 

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ユウト

ユウト

大手外資系製薬会社に10年超→コントラクトMRに転職したユウトです。
妻子ありの地方在住MRです。
僕自身が小児喘息で、それがキッカケで薬の世界に入りました。
趣味はMR、資産形成(お金の殖やす方法)、マイルで家族旅行です。
何か記事で気になることがあれば、お気軽にご連絡頂ければ幸いです。(お答えできる範囲でご返信させて頂きます。)
連絡先:yuto.mr55@gmail.com
Twitter:https://twitter.com/yutomr55

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