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フォーミュラリから考えるMRの将来性。プライマリーゼロMR時代はすぐそこ!

「フォーミュラリ」

 

医療関係者なら一度は聞いた事がある言葉です。

 

このフォーミュラリの仕組みが今後、増加する可能性を秘めています。

 

とある病院の薬剤部長とお話ししていても、

「フォーミュラリの動向は気になっているんだよ。。

今すぐじゃないけど、今後は導入しない事には日本の医療は崩壊するね。。。

製薬会社さんには厳しいけど、これは致し方がない。。。

経営者委員会でも話には取り上げられているよ。

 

僕の担当している地方の医療現場でさえ「フォーミュラリ」の言葉に反応しています。

 

一方、MRは導入されるとヤバいよね。。。ただ今すぐじゃないから!大丈夫!

そんな声が聞こえてきます。

 

医療現場とMRの認識にギャップを感じて、記事を書いています。

手遅れになる前に、、、、

 

こんな人に読んで欲しい
・フォーミュラリがMRに与える影響を知りたいMR

・フォーミュラリの流れに備えて具体的なアクションをとりたいMR

 

フォーミュラリとは?

「最も有効性・安全性が確立し、なおかつ経済的な医薬品の推奨リスト」を指します。

政府の骨太方針でも「生活習慣病治療薬の費用面も含めた適正な処方の在り方の検討」として、触れられている政府肝入りの施策です。

 

簡単に言うと、同種同行品であれば作用は同じですよね。だったら安い製品が医療費削減になるのでそちらを選択(推奨)させてもらいます。

 

今まで医師にゆだねられていた薬剤選択。

これが推奨リストの中から処方医が選ぶようになります。

 

医療費抑制のために後発品を推進するための強制的な施策と言い換えても言い過ぎではないと個人的に考えています。

まさに製薬会社泣かせの施策ですが、、、

これも医療費抑制のためなので、納得する部分も一部あります。

 

国内では聖マリアンナ大学が一番有名

2017年のミクス記事で取り上げられていました。

  • 降圧薬を中心にフォーミュラリを導入
  • 推奨薬剤は薬剤部が選択
  • 後発品は2種類入れる。新薬を入れる場合は既存薬以上の有効性と安全性が必要
  • 600万円超の医療費削減効果があった

既に実施して、結果(医療費削減)を出している部分は非常に大きいと感じました。

これで益々、フォーミュラリが進むことをこの記事を読んだときに考えました。

 

一度、聖マリアンナ医科大学の担当MRとお話したのですが、薬剤部の田中部長はアメリカ思考で、医師にもどんどん意見を伝えるようです。

病院としての薬剤部の影響力も非常に大きく、訪問規制もかなり厳重に守られていると聞きました。

医師以上に薬剤部に気を遣う。。と現場MRが言っていたくらいです。

 

徐々に進むフォーミュラリの仕組み

聖マリアンナ医科大学を皮切りに、様々な大学病院がフォーミュラリを導入しています。

国が推奨していることから国立系の導入は2~3年の間には間違いなく導入されるでしょう。

 

昭和大学のホームページにもフォーミュラリのページが開設されていました

静岡県では地域フォーミュラリの動きがあります…学会でもフォーミュラリの話題で持ちきりです……

 

そしてとうとう静岡県で本格的に動き出そうとしています。

関連記事:【協会けんぽ静岡支部 地域フォーミュラリ導入へ本格始動】

 

それは現場のMRが一番肌で感じなければいけない話題だと思っています。

僕の担当先の地方病院の経営者委員会でさえ、フォーミュラリが話題に上がっていますからね。

 

既にアメリカはフォーミュラリの考えは浸透している

「フォーミュラリフォーミュラリ、、ばっかりでうるさいな!」

と聞こえてきますが、時代の変化を感じて、それに順応していかなければいけないと思っています。

 

アメリカは後発品の浸食がスムーズに進む理由に「フォーミュラリの仕組み」が既に確立している事を聞いたことがあります。

もちろん保険の問題が一番大きいですが、、、

 

このフォーミュラリが浸透した中でMRの働き方は大きく変わっています。

推奨薬剤を決める経営者・薬剤部に積極的にアプローチしています。

つまり、処方医にはアプローチしていません。

なぜなら、自社医薬品が推奨薬剤にしてもらえるかで処方が決まるからです。

 

日本の場合は、推奨薬剤を決めるメンバーに処方医(教授、診療部長クラス)は入りそうですが、、、

若手医師にはアプローチの必要はほぼ皆無になるかもしれません。。

 

製薬会社もフォーミュラリの対策に乗り上げている

医療業界が変化している中で、製薬会社も着々と準備して生き残りをかけています。

対策として見えてきているのが2つです。

  • 行政と組み、今後の流れをどこよりも早くキャッチアップする
  • プライマリー製品からの撤退

 

行政×製薬会社(武田薬品)で、いち早く情報を入手する

武田薬品が旭川広島と包括提携を行っています。

製薬会社にとって、単科大学でフォーミュラリが導入されるよりも、静岡のように地域フォーミュラリの方が売上に直結するので嫌なはずです。

逆に自社製品を入れることが成功すれば、1人勝ちが生まれます。

そのためには「情報」が命であり、行政と組むことで解決します。

 

そして、アメリカのように武田薬品は推奨薬剤を決める「行政」にアプローチをかけているようにも考えられませんか?

 

さらには地域包括ケアが浸透することも国は推奨していますので、情報があれば早めの対策を打てます。

総務省から医療ビッグデータを活用することも確定していますので、その点では着々と準備を進めています。

 

フォーミュラリが対象になりやすいプライマリー製品から撤退

色々な側面からプライマリー製品から撤退していますが、フォーミュラリの側面から見てもメリットが薄いの領域になりました。

聖マリアンナ医科大学のフォーミュラリの実施例から考えても、唯一先発品のアジルバは推奨薬品に掲載されていません。

降圧薬の推奨品はロサルタンとカンデサルタンです。

 

一方、希少疾病の薬を切り替えるのは難しい側面があります。

それは薬価だけでなく、患者さんの気持ちなどトータル的な事を踏まえた上です。

長い目で見れば、同じように変わるかもしれませんが、今すぐとはいかないのが現状のようです。

 

まずはプライマリー製品。

地方の薬剤部長も同じことを言っていました。

 

フォーミュラリが進む中、MRが今すぐにでも取るべき行動

プライマリーMRからの脱却しかありません!!

 

仮に行政と組んでいる会社(今であれば武田薬品)に入社することができても、推奨薬品にして貰えば会社としての仕事は終了です。

MRは人件費なので、契約社員などで十二分でしょう。

いま話題のCSRに置き換わるのかもしれませんね。。。

 

だからやっぱりMRが今すぐに取るべき行動は「希少疾病の領域」に転職することです。

これしか思いつきません。。。

特に今後の激アツ分野は「免疫」「中枢」です。

 

ただプライマリーしか経験していないMRは、いきなり希少疾病への転職は厳しいかもしれません。。。

 

その辺も踏まえてビズリーチのエージェントに相談してみるのも1つです。

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実際、僕がビズリーチのエージェントと70分間も相談した記事も参考にして貰えれば嬉しいです。

 

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ユウト

ユウト

大手外資系製薬会社に勤めているユウトです。
妻子ありの地方在住MRです。
僕自身が小児喘息で、それがキッカケで薬の世界に入りました。
趣味はMR、資産形成(お金の殖やす方法)、マイルで家族旅行です。
何か記事で気になることがあれば、お気軽にご連絡頂ければ幸いです。(お答えできる範囲でご返信させて頂きます。)
連絡先:yuto.mr55@gmail.com
Twitter:https://twitter.com/yutomr55

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