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MRの必要性を真剣に考える会。良くも悪くも時代は変わる。その時、あなたは??

 

衝撃のデータを発見してしまいました。。。

 

 

2040年まで、、、あと22年です。

 

ただ、MR数が減ると予想した割合なので、皆さんも感覚的に減ることは十二分に理解できますよね。

その中でもプライマリーMRは激減するでしょう。

ここに議論の余地はないと思います。

 

だけども、どんなに減っても顧客にとって必要なMRは必ずいます。

企業にとっても必要なMRは必ずいます。

 

だって、人を相手にする仕事である以上、需要がゼロになることは考えられません。

営業がいなくて、商品を売る業界ってありますか?

 

ではどんな人が必要なの?

是非、この部分を一緒に考えていきましょう!

あくまでも僕の意見なので、ここがおかしい!などの皆様の意見お待ちしています!

 

MRの必要性は顧客と企業の側面で違う

MRの必要性って考えた時、大きく「顧客側」「企業側」が考えられました。

求められる部分が少し違うのかな?と思い、両側面から考えていきます。

 

顧客から求められるのは、自分の要求にどこまで答えられるか

分かりやすい例だと大学病院の寄附金です。

今はMRがコントロールできなくなってしまいましたが、2015年くらいまでMRのコネクションでなんとかなるものでした。

だから毎年100万円の寄附金を200万円でとった日には、〇〇さんが担当してくれたからだ!!

と大喜びしてくれて、自社製品を率先して使ってもらいました。

 

開業医でもそうですよね。

今度、〇〇学会に参加して更新しないといけないんだけど、ちょうど趣味のドライブが入ってしまって、、、

●●さん(MR)代わりに行ってよ!

次の週から自社製品がバカスコでます。

 

ウソのような、事実です。

 

やっぱり人間だし、業界のコンプライアンス関係なく(ってか先生は知らない)要求に答えれば答えるほど先生は喜んで処方を出してくれます。

 

はあちゅうさん(@ha_chu)がよく言う5give&1takeの精神ですね!

 

企業から求められるのは、与えられた仕事を100%こなし、なおかつ、、、

企業からMRに求めているのはトップアクションの遂行ですね!

高いお金を払ってマーケティングが購入したデータを元に戦略を立て、

高いお金を払ってコンサル会社が介入し、

出来上がった戦略をMRは遂行する事だけを求められています。

 

そこにアレンジは必要なく、むしろアレンジしてしまう事で、コンプライアンス違反の可能性が生まれます。

 

少し言い過ぎかもしれませんが、会社(社長)は株主を考え、最優先でコンプライアンスを考えます。

少しでもグレーであれば黒にします。

イメージ的にアメリカ会社は厳しい感じがしますね。。

 

あと重要な視点があります。

固定費がかからない人材

つまり「給料が安く行動力がある若い人材です」

 

会社にとって、固定費は1円でも下げたい項目です。

(ボーナス交渉はすんなり進むのに、ベアアップは進まないのはそのためです。)

一度上げた固定費は永遠に支払う可能性があり、下げにくくなります。

そのため業績悪化がしたときに対処できなくなる固定費は1円でも下げたい項目です。

 

ちなみに家庭も固定費を下げたいですよね!

代表例が携帯電話!3大キャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)はUQモバイルにすれば、めちゃお得ですよ。

下記記事にまとめていますので、気になる方はご覧ください。

MRこそ格安スマホにするべき理由!僕の携帯料金は6GBで952円/月です。

 

ここまでのまとめ

  • MRの必要性は「顧客」と「企業」の視点で違う
  • 顧客からは「どんなに自分の要求を応えてくれるか」
  • 企業からは「本社指示の徹底と安い給料」

どちらにつけばいいのかは、、、正直分かりません。

ただ会社から給料を貰っている事だけ忘れずにMR活動を最大限楽しむことが重要なんじゃないかと思います。

会社からの求められたことは最低限にしましょう!

 

顧客→MRの必要性は希少疾病とプライマリーで違う

僕はプライマリーと希少疾病の領域を担当しました。

だから経験として両視点からお話しできます。

 

希少疾病とプライマリーでは顧客から求められているものが違います。

 

なぜなら、希少疾病は目の前にどうにかしたい患者さん(生死に関わるような、、、)がいます。

そのため先生も必死です。

 

一方でプライマリーは生死に関わるような患者さんは少なく、患者さんも世間話をしに来ているくらいのイメージです。

高血圧の患者さんが「先生あと10血圧を何が何でも下げたいんです!!」って、診察室から聞こえてきませんよね?

 

先生も患者さんから求められるものが違うんです。

だからMRにも求めるものが自ずと変わってきます。

 

プライマリーMRの必要性を探る

プライマリーMRの将来は非常に厳しい、、、と何回も言っていますが、それでも唯一生き残れる場所があるとすれば地域包括ケアにどこまで食い込めるかが勝負だと思います。

行政は地域包括ケアの仕組みを作り、超高齢化社会に備えようと必死に動いています。

そのビジネスの波に乗ることができれば、プライマリーMRとして競合他社を上回るパフォーマンスを残し、先生からの信頼も得られる可能性は大いにあります。

つまりMRとしての必要性は出てきます。

 

ただ、一つ注意して欲しいのが、個人での努力も必要なのは大前提なのですが、製薬会社としての取組もなければ競合他社以上に活動を残すことは厳しいです。

その点で、一歩出ているのが「武田薬品工業」

すでに行政(広島市旭川市)とコラボして、さまざまな活動を企画段階から共に作ろうとしています。

正直、このように組まれてしまえば、それ以上の情報を入手するには、個人の力では厳しいです。。。

 

希少疾病MRの必要性は?

希少疾病MRに必要な事は薬のスペシャリストであることです。

先生は純粋に医薬情報を求めます。

 

なぜなら、目の前には本当に困った患者さんがいるから。

その患者さんにメリットになる情報を提供できれば、間違いなく処方はでます。

 

まさに「医薬情報担当者」として、「個」の力で処方に繋がります。

 

処方に繋がることは自社製品で「患者さん」を笑顔にさせる可能性があり、素晴らしい事じゃありませんか?

僕はステキだと思います。

 

そこに会社の力はありません。

もちろん製品力の差は出てきますが、組織の力以上に「個」の力が必要になってきます。

勉強!勉強!!です

 

求められるものが変わるのは医薬品業界だけじゃない

これは平成元年と平成30年の世界の企業別時価総額ランキングです。

見事に日本は世界のトップを走り続けていたのに、この30年で衰退してしまいました。

変化についていけなかったんだと率直に思います。

 

現在、仮想通貨の世界でもブロックチェーン技術は確実に世界を変えます。

(皆、仮想通貨で儲けた儲けていないしか見ていませんが、本来はブロックチェーンの仕組みこそ注目すべきポイントです!)

ただ、、、、日本は既に規制が入りすぎていて取り残されている状態です。

変化ができない環境になりつつあります。。。

 

あなたはどうですか?変化できる環境にいますか?

プライマリーMRの今後は厳しいです。

ただ地域包括ケアに入り込めば、仕事は面白いかもしれません。

だけどそこには会社の支援も必要だという事を忘れないでください。。

また「武田薬品工業」に勤めているから、安心だと思った武田MRももう一度考えて欲しい。。

 

なぜなら、武田薬品はシャイアーを買収し、希少疾病へ舵取りしています。

 

糖尿病は新薬を開発していません。

いやいや、、、良い商品があれば買収する可能性はあるから大丈夫という声も聞こえてきますが、、

買収してそれを売れば利益率は低いし、売れなければそれこそ終了です。

会社としてリスクが高い薬は買いに行きません。

 

消化器もエンタイビオ一色です。

タケキャブはネキシウムの影響で2018年の薬価改定で大幅に下がりました。

 

中枢神経は、、、開発後期の開発品が少ないです。。

 

だから今後行政とタイアップしてても自社製品と繋げられ無くなれば「撤退」も考えられます。

その点だけ注意が必要です。

 

国内中堅製薬会社の現状

2018年の薬価改定で長期収載品が中心だった国内中堅製薬会社の経営が非常に厳しくなってきています。

富士フィルムは撤退、あすか製薬は福利厚生一部カット、ゼリア新薬はヘパリーゼ部隊に配置転換です。

どれも、大幅な給料カットです。

きっとこの先、国内大手製薬会社も同じような道を歩む可能性があります。

 

総合的に考えても希少疾病が面白い

結局、この結論になってしまいます。

正直、地域包括ケアに入り込み、MR活動をするのも面白いと思います。

これには「製薬会社」のバックアップが必要で、個人的には「エーザイ」が中心にやるんじゃないかと感じています。

地域包括ケアとアルツハイマーの相性が抜群にいいからです。

そして、内資系である以上、日本国もバックアップするでしょう。

ただし、、、、、現在、開発中のアルツハイマーの新薬が上市すれば、、、の話ですが、、、

 

その他は「希少疾病」の薬を扱う会社で、「個」の力で先生に自社医薬品の情報提供を行うのが楽しいと思います。

僕自身も患者さんの親から直接、感謝された経験もありますし、その感動は何事にも代えられません!

 

もし現状に、やりきれない気持ちがある方がいれば、希少疾病に転職してみてはいかがでしょうか?

ビズリーチは実際利用してみて優秀な転職サイトなのでおススメです。

【ビズリーチの特長】

  • キャリアの幅を広げる提案をしてくれた
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希少疾病は人数も少ないので、常に募集はありません。

早めの登録!常に情報収集を心がけてくださいね!!

 

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ユウト

ユウト

大手外資系製薬会社に10年超→コントラクトMRに転職したユウトです。
妻子ありの地方在住MRです。
僕自身が小児喘息で、それがキッカケで薬の世界に入りました。
趣味はMR、資産形成(お金の殖やす方法)、マイルで家族旅行です。
何か記事で気になることがあれば、お気軽にご連絡頂ければ幸いです。(お答えできる範囲でご返信させて頂きます。)
連絡先:yuto.mr55@gmail.com
Twitter:https://twitter.com/yutomr55

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